"The Wave"への入場許可は、出発の翌日となる4日。
ラスベガスから"The Wave"へのトレイル入り口までは、車で4時間半から5時間の距離。できるだけ"The Wave"を楽しむためには朝のうち、だいたい8時位の到着を目論みAM3時すぎにホテルを出発の予定。ちなみにホテルに到着し、部屋に入ったのは11時半すぎだったと思う。睡眠時間短ーい!
"The Wave"へは、前々回のブログのとおり大失敗に終わった訳ですが、やっぱりこういう結果に至った、沢山のミスがあったなと改めて反省。という事で反省文の始まり。
ミスその1<レンタカー>
"The Wave"へのトレイル入り口までは、オフロードを走らなければならないことより、レンタカーで4WDのSUVを事前に予約済みでした。カウンターへの到着時間は10時で。これが甘かった。時間なんて目安程度にしか考えておらず、実際、空港到着が10時すぎでカウンター到着が11時となったら、受付のおっちゃんに「もう4WDも、SUVも出払っちゃったよ。だって遅いじゃん、来るの。」といわれ、予定の車を入手できず。。幸いすべての車が出払っている訳ではなく、残ってた車を割り当ててくれた。シートは革で、木目調パネルがあしらわれているちょい高級感あるアメ車「BuickのRegal」。頼んでいた車よりグレードが高くてそれはありがたいんだが、完全な2WDセダン。まあ、長距離の移動についてはなかなか快適ではありましたが。
ただ、実際のそのオフロードは砂&砂利&石の道でかなりの凸凹があり、やはりSUV達と比べ車高は低いし、ちょっと外装も綺麗だし相当気を使ってのオフロードドライブ。本来なら20分くらいで到着のところ倍近くの時間がかかり、トレイル入り口到着時にどっと気疲れが。
日本ならカウンターの到着を待っててくれたりするかなと思いつつ、いらないメンタル疲労がじわり蓄積。以降レンタカーの予約は遅めでということに気をつけます。
この旅の思いがけない相棒 おつかれさまでした |
3時すぎに出発予定のため、寝る前に荷物を作って就寝(ほぼ仮眠)。2時半前に頑張って起床とここまで予定通り。1ガロンの飲み物を得るためにホテルロビー近くのショップへ。って閉まってる。寝る前に24時間やってるんだよねと店員に確認して安心してたのに、閉まってるし。ちくしょーアメリカ。
で、結局ホテルを出て、約10分くらい走ったところにコンビニがあったのでそちらで飲み物や、軽食のたぐいを買い込んで出発。まあ大きく遠回りすることもなかったし、結果的にホテルよりも安く買えたし、まあいいかと一路目的地へ。この時点で3時半。
暗闇の中30分くらい走ったところ、あれっとふと気づいたことが。なんか忘れていると。「おおおお、ゴリさんに借りた一眼レフをホテルに置いてきたー!」
"The Wave"を美しくとるためにせっかく借りたのに。最重要物の一つを置いてくるなんて、ドジッ子もいいところ。抜けているなー。
ということで、ホテルに戻ったために結局往復1時間のロス。
途中で休憩をとったり、ガソリンの補充などもあり結局到着は10時。この予定外のロスがさらに気持ちが焦り、トレイルのペースを明らかに見出し冷静さを失う要因となったと思われる。
ミスその3<コンディショニング不良>
2時間しか寝てねー。
って感じで飛行機で全く眠れず、さらにホテルでも全然寝付けない。なんとか1時過ぎには眠りにつけたようですが、起床の2時半までという超ショートスリープ。
きっと興奮してて、アドレナリン出まくりで車の運転、そしてトレイル中に眠気はほぼ感じなかったんだけど、体力がついてこない。足もつっちゃうし、手の親指がつるというこれまで体験した事のない状態にもなるし、明らかにコンディショニング不良。さらにいうと前日の夜も、なかなか寝付けず5時間程度の睡眠(7時間はほしいのに)。
「俺、全然寝てないけど超元気。オール?余裕!」ってのりができる年齢では、ない。
さらに、出発前に発生した腰痛による、運動不足も効いているとおもう。自己管理のミス。
ミスその4<装備の不十分さ>
どっかのブログにiPhoneも通じるしとか書いてあったけど、携帯電話(T-mobile)つながりませんでしたし、iPhoneもSerch中でしたよ確か"Wave"では。
ただ、GPSは携帯の電波とはことなるので働きはするのだが、事前にダウンロードしておいたGPSアプリがまっっったく使えなかった。緯度経度情報を登録しルート設定することができるのだが、"Wave"のトレイルに入って間もなくすると、全然現在地を更新してくれない。他のアプリも入れとくべきだった(有料でも)。これでまた、道中に焦りが生じ平常心を失う。
ミスその5<油断>
まあ、これまで書いてきたことを総じて油断、もしくは舐めてかかってたということ。
地図のみの情報に頼り切りすぎで、自身の歩行した道、風景をこまめに写真に収め帰路情報を確保することもなく進んでいってたり。しかも改めて写真をみると、撮影後カメラの電源を落とすのが早すぎて、撮ったはずの写真が残っていない。これまた信じられない高状態ですね。
あらゆる人が行けているという情報を誤解した気持ちの弛みがあったことは、まぎれもない。
炎天下です 足下は砂地 |
大変いい勉強になりました。そして無事に帰って来れてよかった。
まあ、今回失敗した事で、なんとなく行きたい場所じゃなくて、絶対に訪れたい場所に変わりました"The Wave"。子供が大きくなったら、今度は一人ではなく、妻と一緒に行って感動を共有したいな。何年先かわからないけど、目標ができた。今回失敗して良かったと思えるように。
(2日目 その2につづく)
こんな風にそこらの岩山が ミルフィーユ状になっています |
迷い込んだ Wire Pass Trailの一部 これはこれで素敵です |
Wire Pass Trailの帰路 トホホとしょんぼり歩いている状態 しかもこの後、車の駐車位置すら ロストしてしまうという残念な結果に (なんとか行ったり来たりを繰り返し事なきを得ましたが) |
トレイルヘッドにある看板 |
看板その2 写真が全然残っていない こんなのしか |
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