2013年11月13日水曜日

あっさり

アメリカでの滞在も残すところ、1週間となりました。

そんな中、こちらでの勤務先の社長さんは色々と営業活動もこなす忙しい方なので、明日から今週いっぱいボストンへと旅立ち今日がこちらでお会いする最後の日になりました。そもそも、そんなに大きな会社ではないので、彼が会社に来ていれば顔を会わせるし、挨拶もします。

ちょっと英語で書いた資料についての相談もしていたこともあり、その話と合わせてちゃんと挨拶しようと思っていたのですが、さっきも書いたように忙しい人なんです、彼は。5時を過ぎて間もなく、私のオフィスまで来て
「それじゃあ、私は会社でるね。また次に会うのは1月だね(1月に日本にいらっしゃいます。)」
という感じで、とっても軽い。しかも結局資料については、後で確認してメールするねという事でした。一応、極々簡単にお礼の言葉は伝えれたけど、うーん、なんだか思ってたのとは違うなと思った次第。

1月からアメリカで働き始めた私ですが、この10ヶ月の期間に五人ほど増え、そのうちの二人が退社しています。単に職業を変えるとか住居を変えるということで退社されました。最終日は、じゃあねと軽くみんなに挨拶して、さよなら。これまたとっても軽い。職、会社を変えることが特段珍しい事でもないという知ってはいたもののアメリカ社会文化を感じる一幕です。当然、こちらでも長く働いている方もいらっしゃいますが、周りのみんなも、じゃあまた頑張ってねーって感じで、別れを惜しむこともそこそこに、日常というかんじでした。普通。

で何が言いたいかというと、私の場合もそうなんだなと。去るのは、珍しいことではなくて感傷にひたっているのは、日本人の私くらいだなと(会話のネタにはなるけどね)。さらに、出向として来たのも私で5人目ですし、次も決まってますし、恒例行事的な感覚で大きなイベントでもないのだろうと自分で納得しています。

ただ、残念ながら自身の英語力の未熟さのため、その社長さんと良好なコミュニケーションをとることができなかったのは事実で、自身の置かれている状況を適切に説明できなかったり、その結果期待にそぐえなかった部分もあったことも否めず、信頼関係を十分に築けたとは言いがたいです。もしかして、それもあったのかなーと心の隅っこにあったりもします。

こちらの方は、よく話をします。
話をする、各人の意見を言い合う、議論をすることで結果が導かれます。
という事を十分に遂げることができなかった事を残念に思っています。

ま、社長さんがこのブログ読むわけもないですが、
「迎え入れてくれて、1年弱こちらで働くというかけがえのない経験をさせていただき大変感謝しています。ありがとうございました。」
という感傷深げな言葉で今日は締めようと思います。

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